【アニメ感想文】化物語

　こんにちは、菅野です。久々に化物語を見直したのでちょっと感想を書きたいと思います。スロットの化物語打ってたら久々に見たくなったので見ちゃいました笑　というか最近出た新台の偽物語が打ちたくて、でも打つんだったらアニメ見ときたいな、でも偽物語見るんだったら化物語もう一回見直しときたいな、という流れで見るに至りました・・・。　でもやっぱりおもしろい化物語！

　☑️あらすじ

　主人公の高校生、阿良々木暦は「怪異」と呼ばれる存在によって重さを奪われた少女、戦場ヶ原ひたぎに遭遇し、その秘密を知る。彼自身も「怪異」によって吸血鬼もどきになっている身であり、自身の事件の際に助けをくれた忍野メメに相談しにいく。戦場ヶ原が重さを失ったその理由は、彼女の過去にあった・・・。

　☑️良かった点

　・話の本筋がまとまっていて、おもしろい。見ていて論理的に話を追うことが出来る。

　・キャラクターが良い。主人公の阿良々木君を含め、ヒロインも全員かわいいしおもしろいし言うことなし。

　・ギャグがおもしろい。

　・曲が良い。君の知らない物語は言わずもがな、OPがどのキャラのものもかなり良い。

　・制作会社であるシャフトの作風とよくマッチしている。テンポが良い。

　☑️微妙だった点

　・正直自分的には特にない。強いて言うなら怪異にとらわれた少女の方にばかり焦点がいっていて、阿良々木君本人に焦点をあまり当てていないので主人公が主人公として成立している物語とは言いにくかった。　

　☑️総合評価　9.0/10.0点

　非常にすばらしいアニメだと見返してみて思いました。何より一番はやっぱりギャグかな、と思いました。ストーリー自体がすばらしい作品はもちろんたくさんあるのですが、やはりギャグが面白いと1回見ていたとしてももう1回見たくなると思います。他の作品で言うとAngel Beats!やCharlotteとかですかね。キャラも本当に個性的で大好きです。実を言うとこのキャラが好き！！っていうキャラは化物語には特にいないのですが、逆にその方が作品としてはまとまりがあって完成度が高いと思います。全員好きです笑

　良いところで書いてある話を論理的に追うことが出来る、っていうのは自分的な表現でかなりわかりづらいですが、なんというかある程度理解できる世界観である、って感じです。　怪異なんて現実世界には存在しませんが、その怪異についての説明がちゃんとなされていて理解できるし、怪異のあり方も、リアルというか納得できるあり方なんですよね。化物語以外にも魔法とか妖怪とかが出てくる作品はありますがそれらの存在の仕方が無茶苦茶で論理的に納得できなかったりついていけなかったりするとちょっと見る元気をなくします。例えば魔法で言うなら呪文をとなえる、魔力が必要、とかメリットデメリットがちゃんとしてますよね。これが魔力もいらないしなんかよくわかんないけどすぐ発動できる、とかだとあれってなっちゃうわけです。

　微妙だった点に書いた少女の方にばかり焦点がいっているというのはまぁ阿良々木君が吸血鬼になってしまうエピソードが化物語ではあまり触れられていないから、というのが大きいですかね。ただのツッコミ&きっかけ作りのキャラになってしまっているというか（もちろん実際はめちゃくちゃ活躍してるんですがアニメの中でそこの描かれている面積の割合が少ないという感覚がありました）。どちらにせよ化物語は続編があり、その中で吸血鬼になるエピソードなども描かれているので問題ないといえば全く問題はないです。

　化物語は一言で言うと全体としてすごいきれいな作品だと思います。シャフトの作風のせいかもしれませんが芸術作品っぽくきれいに完成されています。続編はまだ見ていないのですが、これだけ完成されていると続編に期待もしますが不安もありますね（というか評判は良くないんですけど笑）。