だと思うんです!!!

断言が苦手です。悪しからず。

「ダサくない」から「ちょっとお洒落」になるには

 

 こんにちは、菅野です。今回は自分が陥ってきた「ダサくないけどお洒落ではない」という状態から抜け出すための方法を考えてみました。服は人によって向き合い方が違うため、興味のある方は読んでみてください。 今回の記事は結構長くなるかもしれません。

 

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 ☑️服は自由

 あくまでも世間から「ダサい」服を着ている人を馬鹿にする気は全くありません。それでよければいいんじゃない?って感じ。しかし、お洒落になりたいけど、どうやって服を買っていいかイマイチ分からない人もいますよね。僕もその一人でした。なんとなくこういう服がいいかな、って思って買うけどおしゃれな人とは何かが違う、しかしその何かがわからない・・・みたいな。 最近はネットで調べるとなんでも出てくるもので、僕もいろいろ調べてみた結果、参考になるモノや、おしゃれな人の基準が少し分かったので、それを書いてみようと思います。

 

 ☑️「ダサくない」けど「お洒落じゃない」人の特徴

 一つには脱オタっぽい」と言われる感じですかね。ガッツリオタクっぽい服装とか、めちゃくちゃダサい人ってそんなにいないんじゃないかと思うんですよ。もちろんいるとこにはいるんでしょうけど。

 

 僕が一番アブナイと思うのは、そういうガッツリダサい人を見下していて、自分では結構お洒落な気になっているけど、実はそんなにお洒落ではない人。服をある程度分かっている人からすればそういう人たちってちょっと滑稽にうつってしまうと思うんですよね。人によってはそれこそ馬鹿にされてるかもしれません。そうやって人を馬鹿にすることを良いとも悪いとも言いませんが、それで馬鹿にされるのは、そうやってガッツリダサい人たちを馬鹿にしてきた人たちが一番嫌なのではないかと。ダサいって馬鹿にされるのがイヤだから自分なりに服を考えて買ったのにそれを更に馬鹿にされてしまうのはたぶん一番悲しいことなのではないでしょうか。

 

 というわけで僕が考えた「ダサくない」けど「お洒落じゃない」人の特徴を書いてみます。ちなみにちょっと前の僕です笑

 

 1.とりあえずシャツを着れば良いと思っている

 2.チェックシャツを避ける

 3.服のサイズ感が合っていない

 4.モノトーンを避けがち

 5.ネイビーの服が多い

 

 1のシャツ問題。割と深刻。ここでいうシャツとはTシャツのことではなく、このようなYシャツタイプのやつ。

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 もちろんシャツは素晴らしい基本アイテムなのですが、とりあえずこれ着とけばオッケーみたいな感じで色とか考えずに適当に着てると、「ダサくないけどお洒落じゃない」になってしまうんですね。

 

 

 2のチェックシャツを避ける。これもありがちな傾向。ネットなどでは特にチェックシャツはオタクが着るものとされている感があるため、とりあえず避けてる人が多いです。しかしちゃんと着れば周りが着てないだけに「あいつチェックシャツなんてオタクのアイテムを着てるのになんか知らないけどちょっとお洒落に見える」という感じで差を付けれます。

 

 

 3はかなり重要なポイント。その服のシルエットはかなり重要な要素です。もちろん試着をしてみてSとかMとか大体のサイズ感は分かっている人が多いですが、そのもう一歩先まで見れると「シルエットが綺麗」というお洒落ポイントをゲットできます。

 

 

 4のモノトーンを避けがち、というのは主に黒を避ける傾向が一番強いです。黒はかなり強い色ですし、オタクが好んで使う色という印象もあるのでつい避けがちですが、ここぞという時で使えば全体を引き締めてくれるので非常に便利です。

 

 

 5のネイビーの服が多い、というのは4に関連しています。たとえばコートを選ぶときに、黒は先ほど述べたようになんか嫌、でも明るい色は似合わない(と勝手に思っている)のでダークトーンで黒ほど強くないネイビーを選びがちになるのです。もちろんネイビーは使いやすい色でいいのですが、とりあえずモノトーンの服を多めにしておいた方が着回しという意味では便利です。

 

 

 5つポイントをあげました。ではこの5つのポイントに共通する「ダサくないけどお洒落じゃない」人の問題点とは何なのか。

 

 それは「なぜこの服を選んだのか、という理由を持っていない」ということです。オタクっぽい服装や苦手な色を避けて、とりあえず確保した安全圏の服を使って適当に合わせているため、いい感じに決まらなくなってしまうのです。

 

 ☑️参考になるサイト

 というわけで「ちょっとお洒落」になるために解決策を上げていきたいと思います。まずは僕が考え方を学んだサイトを紹介します。

 

 

 ・◆オシャレの教科書◆

 まずはコレです。5つの記事でファッションの基本を説明しています。僕が始めに見たサイトもこれでした。

 

 ・【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

www.neqwsnet-japan.info

 ココもおすすめ。お洒落になるためのメールマガジンを配信している方が、サイトでもお洒落について説明してくれています。続きはメルマガで!というパターンは他のいろいろなサイトだとありがちですが、ここはかなりガッツリサイトで書いてくれてあるのでメルマガなしでも全然オッケーです。

 また、ここの管理人の人が出した漫画で、「服をきるならこんなふうに」というのがあります。お洒落に無頓着な兄に妹がファッションの基本を教える・・・という内容で、非常に読みやすく、また実際のブランドや服の名前までガッツリ出てきて教えてくれるのでかなり親切です。

 

 

 この二つのサイトは、ファッションの基準が非常に分かりやすく書いてあります。重要なのは、「基準」というところで、「この服を買えばお洒落になれる!」ということではなくて、「こういう風に服を選べばお洒落になれる!」という感じです。これならば、基準を参考にして自分の好きなように買うことが出来るので、自分の成長につながります。

 

 というわけで参考になるサイトも紹介したところで、手っ取り早くどうすればいいか、その基準を考えていこうと思います。内容はほぼ上のサイトに書いてあることと同じになってしまうと思いますが笑

 

 ☑️ドレスとカジュアルのバランス

 お洒落の基準はズバリこれです。ドレスとカジュアルのバランス。先ほどお洒落に見えない理由として、服を適当に選んでいる、というのがありました。

 

 お洒落に見える基準は「大人っぽく見えるかどうか」、です。スーツのようなドレスライクな服をきれば大人っぽく、パーカーやスウェットの様なカジュアルライクな服を着れば子供っぽく見えます。かといって全身スーツではただの営業マンなので、街で売られているさまざまな服の中からドレスっぽいアイテムとカジュアルっぽいアイテムを組み合わせることによって、お洒落になるわけです。

 

 この基準を知らないまま、適当に服を選んでしまうと、無難そうな安全圏の服でも、カジュアルすぎてしまい、イマイチお洒落には見えないことが多いです

 

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 例えばこの写真。上は水色のシャツに下は茶色のチノパン。靴は赤茶色の革靴っぽい靴(なんていうんだろうこういう靴)。シャツはドレスアイテムですが、色が入っているとどうしてもカジュアルになりがちです。チノパンはガッツリカジュアルアイテム、そして靴も革靴っぽい靴なのでドレス要素もありますが、色がついているのでカジュアル要素多めになってます。全体のバランスで見るとやはりカジュアルが強いのでお洒落に見せるのは難しいバランスとなっています。

  

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 次にこちらです。これはどうでしょうか。上は白のシャツ、下は黒のパンツ、靴は茶色っぽい革靴ですかね。

 

 ドレスなアイテムってなんだよ、って思うかもしれませんが、要はスーツです。色はモノトーン(白、黒、グレー)、上着はジャケット、インナーはシャツ、ズボンはスラックス、靴は革系。シルエットとしては細身といった所です。つまりこの要素があればドレスポイントがある、と言えます。

 

 この写真で言うと、上のシャツはシャツでドレス1ポイント、色も白なのでドレス1ポイント、細身のシルエットでドレス1ポイントなので合計ドレス3ポイントです。

 ズボンは丈が少し短めなのと、素材がスラックスの様な素材ではないのでカジュアル1ポイント、色が黒なのでドレス1ポイント、細身のシルエットでドレス1ポイント、合計はドレス2ポイントカジュアル1ポイントです。

 靴は革靴なのでドレス1ポイント、色は茶色なのでカジュアル1ポイントで、合計ドレス1ポイント、カジュアル1ポイントです。

 全体のバランスで見るとドレス6ポイント、カジュアル2ポイントですね。

 

 日本人はどうしても童顔で体型も外国人の様に良くないため、カジュアル要素が多いと子供っぽく見られやすいです。そのため、このようにドレス要素が多めなバランスを持てばお洒落に見えます。上の2つの画像も服装の感じとしてはたいして変わらないようなのに、なぜか下の方がかっこ良くみえますよね。

 

 次はこれを踏まえて服を買うときの基準を書こうと思います。

 

 ☑️ズボン編

 ファッションの基本はまずズボンです。 高いズボンは買わないで良いです。所詮ズボンなんて全部一緒に見えます笑 問題は選び方です。

 

 ・細身のものを選ぶ

 理由は、ズボンが細身だと全体のシルエットが綺麗に見えるからです。気をつけてほしいのは、細身ならなんでもいいと思って、適当にスキニーのズボンを試着もせずに買うことです。重要なのは「自分にとって、ちょうどいい細身のズボンが良い」ということで、細すぎてもタイツみたいで気持ち悪いし、スキニーとなっていても、あまり細くないモノもあります。安い店を回って自分にちょうどいい細さを見つけてください。

 

 ・裾を気にする

 裾はズボンに置いてかなり重要です。理由は長すぎると足下にシワができてしまうため。

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 この画像を見れば分かるように、ズボン自体がいくら細身でも、足下にこの様にシワができてしまうと、野暮ったく見えてしまいます。首、手首、足首は「3首」と呼ばれ、人の視線が集中すると言われています。つまりここにシワがたまっているとどうしてもダボッとしたイメージになってしまうんです。 これを避けるために裾を気にしてください。目安はズボンを履いて、シワの無いように伸ばしたときに裾がくるぶしにギリかからない位。裾上げをしてもらいましょう。裾上げできないお店ならそこで買うのをあきらめるか、買った後に服を直すお店に持っていきましょう。なにもそこまでと思うかもしれませんが、こういう微妙なところがお洒落に見えるか見えないかの境界線だったりします。

 

 ☑️トップス編

 

 ・着丈、身幅を気にする

 この2つは特にシャツにおいてはめちゃくちゃ気にしていいと思います。身幅はできるだけ体にピッタリしているものを選び、着丈も出来るだけ短い方がいいです。着丈の基準は前で手を組んだ時に拳の半分くらいになる長さですかね。

 

 ・腕周りを気にする

 着丈、身幅まではSMLのサイズ選びで割とどうにかなったりもするのですが、次のポイントが腕周り。腕周りが太いとやぼったくみえるので、腕周りが細く作られているものを選びましょう。シャツでもパーカーでもTシャツでも同じです。

 

 ☑️靴編

 靴に関しては、良いブランドのを持っておくと良いというのが持論です。シャツやズボンは無地のものを選べばどこで買ったのかはわかりません。しかし靴はブランドのものを買えば、特にスニーカーはどこのブランドのものか分かりやすいので、一発でお洒落さんアピールできます。ミーハーと言えばそれまでですが、一点こういうアピールできるところを持っているだけでお洒落に見えると思います。

 

 ・とりあえず黒の革靴は持っておくと便利

 とりあえず黒の革靴は持っておくと便利。ブランドでいうならとりあえずDr.Martensを持っておけば問題無しです。

 

 ・ブランドの定番スニーカーを持っているとかなり楽

  スニーカーは今や超定番です。みんな履いてます。みんな履いてるだけに、差別化とはいかなくとも、持っていれば定番を使いこなす人たちと同じ土俵にはあがれます。「ダサくないけどおしゃれじゃない人」は基本こういうスポーツブランドスニーカーはあまり履かない気がします。それか持っていても合わせ方がドレスとカジュアルのバランスをとれておらず妙に野暮ったくなってしまっているか。

 

 アディダスのスタンスミスやスーパースター、ナイキエアマックスやローシ、サッカニーあたりがおすすめです。ニューバランスは個人的に野暮ったく見えやすいと思うのでとりあえずおすすめしません。

 色は迷ったらモノトーンです。スニーカー、しかも上に上げたようなスポーツスニーカーは、形は超カジュアル、よって色でドレス要素をプラスしておくと使いやすい一足になります。

 

 ☑️合わせ方の基本

  そんなこんなで最後は合わせ方です。ドレスとカジュアルのバランスをとるにはどうすればいいのか。

 

 ここまでで、大体、なんとなくはどういうのがドレスでどういうのがカジュアルなのかイメージできたと思います。これらをどう組み合わせるか、です。

 

 ・色はモノトーン+1色まで 

 とりあえずコレです。もちろん絶対的な基準ではないですが、色のバランスを覚えるために、まずはこれを徹底すると良いです。モノトーンは黒、白、グレー。それ以外は全部色物だと考えてください。ジーパンも青色なので色物、チノパンもベージュだったら色物です。

 なんだったらモノトーンのみでコーディネートしても全然ありです。

 

 ・ズボンは絶対細身

 これも絶対ではありませんが、最初は徹底してください。理由はシルエットです。ファッションにおいて綺麗に見えるシルエットは3つ、Aライン、Yライン、Iラインと言われています。Aラインは上が細い服で下が太いズボンのパターン、Yラインは上が大判の服で下が細いズボンのパターン、Iラインは上も下も細身のパターン。

 つまり、下を細身のズボンにしておけば、IラインとYラインの両方をカバーできます。しかもAラインは作るのがなかなか難しいとされていて、初心者には向きません。とりあえずズボンを細身にしておけば野暮ったく見えにくいので安心です。

 

 ☑️まとめ

 

 自分でもうまくまとめきれたかどうか自信はないですが、とりあえず書きたいことは書きました笑 

 

 自分自身が「ダサくないけどお洒落じゃない」人で、それから抜け出すのにはどうすればいいか分からず悩んでいたので、自分が参考にしたサイトや、今の考え方をかきました。 もし同じような思いを持っている人がいれば参考にしてくれればうれしいです笑

 

 服の選び方などに関しては細かくかけなかったので、また個別に記事を書いてみるかもしれません。